あけましておめでとうございます。

昨年は体調を大きく崩し、帰国もままならなかっただけに主人の実家の御節料理は身にしみる。義母の手作りの金とんや酢蓮、ごまめなど、おせち料理って本当に体によさそう！

義母のお料理が大好きな私は、お一日に貰ってきた御節を、セコク（！）大切に大切に小出しに頂いて楽しんでいる！お一日はお刺身などに押され気味の、鰊の昆布巻きや黒豆、干し柿の入ったなますなどなど・・・いつまでも続くといいな！

新しい地元の市場散策も欠かさない私。ご近所に素晴らしい、お魚のマーケットを発見！マグロ、ホタテ、かつおのたたき、と新鮮でピカピカのお刺身達。サクで売っているので頂く直前に下ろせるのも嬉しい。プロセッコやシャンパンも進むというものです！

相変わらず新しい地元散策の日々。ご近所にＤＥＥＰなインドレストランを発見。ヒンドゥー語しか通じない？マトンのスパイシーなソーセージや超本格的なタンドリーチキン、不思議な味のサラダ、チーズナン、ナスのキーマカレーとどれも絶品。インド人のシェフとひとしきりインドに行った時の話などで盛り上がる。素晴らしく美味しい、スパイシーなマサラティーをご馳走になる！

まだまだ「現場」のわが新居＋事務所。ひっきりなしにいろいろな方がお訪ね下さる。キッチンがまだないのに、ついご馳走したくなってしまう私。こういう時に切るだけでも絵になる（？）美味しい食材があるのが日本の魅力。お豆腐もモッツァレラに見立ててオリーブオイルで頂いたり、大根もサラダにするとしゃきしゃきして美味しい！

パリに居ると、「切るだけ」は料理ではない、というような議論をよく耳にするけれど、コレだけ豊かな食材に溢れた日本、その上、思い切りさっぱり嗜好。「切るだけ」は十分料理でしょう！〆鯖や、黒こんにゃく、マグロのサクも・・・切るだけ。ブルゴーニュのスパークリングワイン、クレマンとの相性も抜群。

昨年は病に付し、帰国出来なかったので、スタッフと飲みに行くのは本当に久しぶり。私のリクエストで、最近の若いヒト（この言い方がすでにオバサンな私！）が行くおしゃれな居酒屋に連れて行ってもらう。アボカド納豆や、有機野菜のサラダなどメニュウの幅も広くて、パリから帰国するといつも感激する、「日本のビール」も大堪能！

ご近所散策も相当開発した今日この頃。我が家にかなり近いところにある、韓国小皿料理のお店。マダムが素敵なのも魅力だけれど、小皿料理がどれもとても丁寧に出来ていて美しい・・・。もちろん、美味しい！一昨年ソウルに行って以来大好きになったまろやかなお酒、マッコルリ、も美味しい。

ようやく新居＋事務所の引越しと新年を終えパリに戻る。ＫＬＭの機内食は何だか宇宙食みたい・・・。アムステルダムのラウンジは、スープやサラダ、ヨーロッパ風なお米のサラダ、とグルメ的には？だけれども「原型食品」の私にはぴったり！

クリスマスのヴァカンスを入れると、本当に長い間居なかった感がある・・・。本当に久しぶりに、「ホーム」のイタリアンへ。ヴァカンスを終えて、新年になって、と、どのテーブルも本当に盛り上がっている。パリ、サンジェルマンだわ〜・・・と久々に戻って来た実感。紙のように薄い極上の生ハム、サルデニアのドライトマト、メインはいつも通り、今年も（！）、イカ墨のリゾット、アシスタントはからすみのパスタ・・・あ〜、本当に美味しい。